アンコールはリビングで
ガチャッ!
「えっ……?」
その時、玄関のドアが勢いよく開く音がした。
バタバタという足音と共に、少し息を切らした湊が、リビングへと飛び込んできた。
「み、湊!? どうして……打ち上げは!?」
「ハァ……ハァ……。ギリギリ間に合った」
湊は私の問いには答えず、着ていたジャケットを乱暴にソファに放り投げると、私のすぐ隣にドサッと腰を下ろした。
荒い息を整えながら、テレビの画面に視線を向ける。
「……湊、スタッフさんたちと一緒に見るんじゃなかったの?」
「あんなの、後でデータだけ見りゃいいだろ。……俺は、凪の隣で見たいんだよ」
彼が私の肩に長い腕を回し、ギュッと引き寄せる。
その言葉の甘さに胸が熱くなった瞬間、テレビの画面で21時を知らせるカウントダウンがゼロになり、待望の『Melt』のMVが再生され始めた。
「えっ……?」
その時、玄関のドアが勢いよく開く音がした。
バタバタという足音と共に、少し息を切らした湊が、リビングへと飛び込んできた。
「み、湊!? どうして……打ち上げは!?」
「ハァ……ハァ……。ギリギリ間に合った」
湊は私の問いには答えず、着ていたジャケットを乱暴にソファに放り投げると、私のすぐ隣にドサッと腰を下ろした。
荒い息を整えながら、テレビの画面に視線を向ける。
「……湊、スタッフさんたちと一緒に見るんじゃなかったの?」
「あんなの、後でデータだけ見りゃいいだろ。……俺は、凪の隣で見たいんだよ」
彼が私の肩に長い腕を回し、ギュッと引き寄せる。
その言葉の甘さに胸が熱くなった瞬間、テレビの画面で21時を知らせるカウントダウンがゼロになり、待望の『Melt』のMVが再生され始めた。