アンコールはリビングで
数日後に迫った、6月10日。
それは、湊の記念すべき30歳の誕生日であると同時に、彼がアーティストとしてデビューしてから4周年を迎える、二重にめでたい記念日。
20代から30代へと移り変わる、男の人にとっての大きな節目。
しかも今年は、彼がキャリア最大規模の全国ツアーの真っ最中に迎える、特別な誕生日だ。
これまで何日も前からネットや雑誌を読み漁り、彼に何を贈るべきか、いくつも目星をつけて悩みに悩んできた。
そして今日、いよいよ実際に自分の目で見て、最高のプレゼントを決定するのだ。
私はベッドから抜け出し、手早くシャワーを浴びてメイクを済ませた。
今日はたくさん歩き回る予定だから、動きやすいカジュアルなブルーのストレートジーンズに、デコルテが少しだけ開いた風通しの良い白いブラウスを合わせる。
「よしっ。行ってきます」
静かなリビングに向かって一言だけ声をかけ、私は勢いよくマンションのドアを開けた。
それは、湊の記念すべき30歳の誕生日であると同時に、彼がアーティストとしてデビューしてから4周年を迎える、二重にめでたい記念日。
20代から30代へと移り変わる、男の人にとっての大きな節目。
しかも今年は、彼がキャリア最大規模の全国ツアーの真っ最中に迎える、特別な誕生日だ。
これまで何日も前からネットや雑誌を読み漁り、彼に何を贈るべきか、いくつも目星をつけて悩みに悩んできた。
そして今日、いよいよ実際に自分の目で見て、最高のプレゼントを決定するのだ。
私はベッドから抜け出し、手早くシャワーを浴びてメイクを済ませた。
今日はたくさん歩き回る予定だから、動きやすいカジュアルなブルーのストレートジーンズに、デコルテが少しだけ開いた風通しの良い白いブラウスを合わせる。
「よしっ。行ってきます」
静かなリビングに向かって一言だけ声をかけ、私は勢いよくマンションのドアを開けた。