初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
そのまま車は発進していき、あっという間に柊真の実家に着いた。
家の前に着くと、想像していた豪邸が目の前に現れて。まず家の前に門が待ち構えていた。
柊真の車が見えると、門の扉が開いた。柊真は躊躇いなく門を潜っていき、奥へと進んでいった。
敷地内に進んでいくと、大きなお庭があり、使用人さん達が庭で待機していた。
私達の車を見かけた瞬間、使用人さん達が私達の車に近寄ってきた。柊真が車を停車した。

「お待ちしておりました、柊真様。そして美優様」

よく漫画などで見る、お金持ちのお家にいる老執事さんが私達のことを出迎えてくれた。
あまりにもテンプレな老執事さんに、私は思わず吹き出しそうになったが、一生懸命堪えた。

「車はここに停めればいい?」

「ここで大丈夫です。あとは私がやっておきますので、お二人はここでお降りください」

一旦、車を停車し、私達は車から降りた。
その後、執事さんが車を操作し、車を移動してくれた。
お金持ちのお家は車の移動を使用人さんがやるんだと、呑気に移動する車を眺めていたら、柊真が「行くぞ」と言い、私の手を引っ張ってきたので、柊真の後に続いた。

玄関の前に着くと、柊真がインターフォンを押した。するとすぐに『はーい』と返事が返ってきた。
声が女性なので、恐らく柊真のお母様であろう。お母様かと思うと、途端に緊張してきた。

「柊真です。美優を連れて、やって来ました」

『ちょっと待っててね。今から開けるわ』

そう言ってからお母様は数分後、玄関の扉を開けてくれた。
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