初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「いらっしゃい。美優さん、お待ちしてました」

お母様は笑顔で出迎えてくれた。お母様の笑顔を見て、肩の力が抜けた。

「初めまして。柊真さんとお付き合いさせてもらっています、鈴木 美優と申します。本日はお会いできて光栄です。あのつまらないものですが、これよかったらどうぞ…」

事前に用意した手土産を、お母様にお渡しした。
するとお母様の表情は更に明るい表情へと変わった。

「まぁ…。手土産までありがとうございます。とても嬉しいわ。どうぞ上がって下さい」

お母様にそう言われたので、私達は玄関の敷居を跨いだ。
靴を脱いで、家の中へと足を踏み入れた。するとお母様は私達のスリッパを用意してくれた。

「ありがとうございます。失礼致します…」

せっかくお母様が用意してくれたので、私達はスリッパを履いた。

「それじゃお部屋までご案内致しますね」

お母様がお部屋まで案内してくれた。お部屋の前に着くと、一人の中年男性が立っていた。

「美優さん、初めまして。柊真の父の西園寺 宗一郎です」

どうやら柊真のお父様が、私達のことを出迎えるために待っていてくれたみたいだ。

「初めまして。柊真さんとお付き合いをさせてもらっています、鈴木 美優です。本日はお時間を作っていただき、ありがとうございます。よろしくお願いします」

頭を下げて、丁寧に挨拶をした。
すると柊真のお父様は「頭を上げて下さい」と言ってくれた。

「こちらこそお会いできて光栄です。ゆっくりしていってくださいね」

お父様は朗らかな笑顔と優しい声音でそう言った。目元がどことなく柊真に似ているような気がした。

「は、はい!お言葉に甘えさせていただきますね」

「そんな畏まらないでください。どうぞ、お入りください」

お父様が部屋のドアを開け、部屋の中へと通してくれた。
お部屋の中は、高級そうな洋風のインテリアを基調としていた。
一体、この部屋の家具はいくらするのだろう…なんてことを不躾にも考えてしまった。

「どうぞおかけください」

部屋の真ん中にあるダイニングテーブルの椅子に通されたので、私達はその椅子に座った。
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