初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
移動時間は長いように思えたが、あっという間に実家まで着いてしまった。
一応、我が家も一軒家なため、車を停める駐車場スペースがある。
事前に車で訪ねることを親に伝えていたので、柊真の車を停めるスペースを作ってくれたみたいだ。
柊真は瞬時に判断し、空いてるスペースに車を停車した。

「ここで大丈夫だった?」

一応、私に確認を取ってくれた。もし間違えていたら、うちの親への印象が悪く映る。
それに人様の敷地に車を停めさせてもらっているので、それぞれの家で停車位置が決まっている。
柊真なりに気を遣っている。まだ親に会う前だからこそより…。

「ここで大丈夫だよ。親に車で向かうって伝えたら、駐車スペースを作ってくれたみたい」

「なるほど。道理で停めやすいなって思った」

私の話を聞いて、柊真は納得したみたいだ。
私は車の運転をしないので、駐車のしやすさについてはよく分からないが、柊真が駐車しやすかったことに安堵した。

「そうなんだ。それならよかった」

「そろそろ車から降りて、お家の中へ入りますか」

柊真が先にドアを開けて、車から降りた。私も後に続いて車から降りた。

「美優がインターフォンのボタンを押して」

柊真に促されたので、私がインターフォンのボタンを押した。
するとすぐに、『はーい』と応答があった。声から母親だとすぐに分かった。

「お母さん、私。美優です。柊真を連れて帰ってきたよ」

『はいはい、ちょっと待っててね』

インターフォンで応じてから数秒後、玄関の鍵が解錠され、扉が開いた。
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