初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「やべー、美優と手を繋いでるから、めっちゃドキドキする…」

どうやら彼も同じ気持ちみたいで。安心したのと同時に更にドキドキした。

「歩いて五分程の場所にホテルがあるんだ」

ということは五分間、彼と手を繋いで歩く…ということになる。
私の心臓は保つだろうか。今ですら大丈夫なのか危うい。

「そうなんだ。近いね…」

「住む家が見つかるまでの間、ホテル生活をしなくてはならなくてね。早く住む家を見つけたい」

社長に就任するまで柊真の存在を知らなかったので、急遽社長に就任したのであろう。
そうなると急な引越しを強いられたことになる。会社の都合に振り回されて大変だ。

「それは大変だね。お疲れ様…」

「美優、ありがとう。早くお家を見つけて、美優を家に招待したい」

私を招待したいということは、彼と何かあってもおかしくない。
勝手に想像してしまう。彼の家で過ごす甘い一時を…。
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