初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「美優、変なことを想像したでしょ?」

柊真に図星を突かれてしまった。恥ずかしい。穴があったら入りたい。

「美優が想像したことができる関係になれたら、俺は嬉しいって思ってるよ」

彼にそう言われて、耳が熱くなった。彼との甘い一時に対する想像が止まらない。

「でも今は何もしないよ。手を繋ぐだけに留めておく」

手を繋ぐだけでも精一杯なのに、この先をちゃんとできるのだろうか。
経験がない私は彼とのお付き合いに対して、不安が生まれる。

「美優、大丈夫。俺がリードするから、美優は俺のしたことに応えてくれるだけでいいから」

私が不安そうにしているのを察して、柊真はそう言ってくれたのであろう。

「柊真、ありがとう…」

「俺だって期待してるからね。美優とちゃんとお付き合いできる未来を…」

柊真が待っていてくれている。私の気持ちに合わせて…。
不安は簡単に消えないが、彼のことを信じることはできる。
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