初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「美優、下着を買ってきたよ…」

まだバスルームに居ると勘違いした柊真が、ノックもせずに扉を開けて中へと入ってきた。
タオルで身体を拭いていたとはいえども、ほぼ剥き出し状態の私。柊真に裸を見られてしまったのであった…。

「ごめん。ノックもせずに入っちゃって…」

裸を見られた私より、柊真の方が困惑していた。

「大丈夫。下着を買ってきてくれてありがとう」

柊真から下着を受け取り、この状況をなかったことにした。

「…失礼致しました」

そーっと扉を閉じて、柊真はその場から去った。
去った後、裸を見られた羞恥心が込み上げてきた。もう穴があったら入りたい…。

いずれは柊真に裸を見られることになるので、今見られたからといって何も問題はない。
でもまさかこんな形で見られることになるとは思ってもみなかった。
不可抗力だから仕方がないと、自分に言い聞かせてみるが、どんな顔をして柊真に会えばいいのか分からない。
とはいってもあまり脱衣所に長居すると、柊真が気にしてしまうので、手早く身支度を整えることにした。

ここでまた高級ホテルのアメニティーの豊富さに脱帽した。スキンケアまで充実していたのである。
ここは遠慮なくスキンケアも使わせてもらうことにした。何から何まで至れり尽くせりで有難い。

スキンケアを終えると、髪を乾かすことにした。なんと髪のケア用品まで用意されていた。
こちらも使わせてもらった。好きな人と一緒に過ごす一夜のために、髪のケアは怠れなかった。
何から何まで用意されていたホテルに感謝しつつ、髪の毛を乾かした。
ドライヤーも某有名な高級の製品で。使用したことがなかった私は感動した。
良いドライヤーということもあり、いつもより髪にツヤとハリがあるような気がした。
髪を乾かし終えたので、良い気分のまま柊真の元へと戻った。
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