初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「柊真、上がったよ」

先程、裸を見られたことは、すっかり忘れていた。良い気分の余韻に浸っていたおかげで。

「どうだった?お風呂は…」

「広くて綺麗でアメニティーも充実してて…、とにかくすごかった……」

語彙力のない感想で申し訳ない気持ちになったが、柊真は笑ってくれた。

「美優に喜んでもらえたのならよかった。それじゃ俺も入ってくるな」

柊真はソファから立ち上がり、バスルームへと向かった。
柊真がお風呂に入っている間、私もソファに座って柊真の帰りを待つことにした。

男の人とホテルに二人っきりでいるなんて、昨日までの私には想像できなかったであろう。
しかも相手があの柊真…。まさか彼と再会することができるなんて、まるで夢の中にいるみたいだ。
もし、今目の前で起きていることが全て夢だとしたら、このままずっと夢から覚めたくない。
でも願わくば夢でないことを願った。彼との再会を心からずっと待ち侘びていたのだから。

「美優、お待たせ」

柊真はものの数分でお風呂から出てきた。しかも上裸でパンツ一丁で。

「柊真、服を着て…」

恥ずかしくて、柊真のことが直視できない。目線を下に逸らしたまま、柊真に伝えた。

「ごめん。美優は男の人の裸を見るのは初めて…?」

父親のなら見たことがあるが、父親以外で、しかも若い男の人のを目の前で見るのは初めてだ。
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