初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「足りない食材を買いにスーパーへ行ったぐらいで、お家で二人でまったりしてましたね」

「そうなんだ。家でまったり過ごすのもいいよね…」

「同棲してると段々、お出かけする頻度も減りますからね。でも彼と一緒に居られるだけで幸せですけどね」

峯さんの表情がキラキラ輝いている。本当に心の底からそう思っているのであろう。

「そうなんだ。幸せならそれが一番大事だね」

「はい!とっても大事です」

峯さんが幸せそうにしているのを見て、私はほっこりした気持ちになった。

「皆さん、お仕事中失礼致します…」

専務が朝礼に現れた。この状況に既視感がある。これってもしかして…。

「本日より名古屋支店から戻ってきました、 高橋 (たかはし) (りょう)です。よろしくお願い致します」

同期の高橋くんが、名古屋支社の任期を終えて、東京支社に戻ってきたみたいだ。
高橋くんと一緒に働くのは二年ぶりである。二年間会えていなかっただけで、懐かしく感じた。

「高橋くんには営業として、これからバリバリ働いてもらうのでよろしくね」

「こちらこそよろしくお願い致します」

同期が戻ってきたことが嬉しかった。またこうして一緒に働くことができるのだから。
高橋くんは同期の中で一番仲が良くて。よく二人でお喋りすることが多かった。
高橋くんが名古屋に転勤することが決まった時は寂しかった。一番仲良しの同期だったから。

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