初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
転勤後もたまに連絡を取り合ってはいたが、最近全く連絡を取り合っていなかったので、帰ってくることを知らず、驚きを隠せなかった。

「よ!元気にしてたか?」

全体に挨拶を終えた高橋くんが、真っ先に私に声をかけてきた。

「びっくりしたよ。帰ってくるなら事前に教えてくれてもよかったのに…」

「ごめんごめん。サプライズってことで…」

高橋くんが私に声をかけてきたことに、隣の席の峯さんは驚いている。

「お二人ってどういうご関係なんですか?」

峯さんは知らない。高橋くんが同期であることを。

「高橋くんは同期なの。入社時は一緒に働いてたんだ」

入社して一年目は高橋くんも東京支社にいたため、同期として一緒に支え合いながら頑張ってきた。
でも入社して二年目の春に、高橋くんの名古屋への転勤が決まった。
同期の皆で高橋くんの転勤を悲しんだ。その同期達も今は各地へ転勤した者や結婚して辞めた者、転職した者もおり、バラバラになってしまったわけだが…。

「そうだったですね。同期に再会することができてよかったですね」

同期は貴重な存在だ。同時期に入社した仲間なのだから。

「そうだね。久しぶりに再会できて嬉しいよ」

最近、人の縁に恵まれている。柊真に再会できたことが人生最大の縁を感じている。
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