初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
《仕事を終えて、今から美優の家に伺います》

お昼休憩にメッセージで家の住所を送っておいたので、あとは柊真が家にやって来るのを待つだけだ。

《お疲れ様。お家で柊真が来るのを待ってます》

私が送信したら、すぐに既読がつき、返信が返ってきた。

《ありがとう。待ってて。今すぐ向かうから》

彼が急いでこちらに向かっている。それだけで私の胸は高鳴り始めた。
彼が到着するのを一人でソワソワしながら待っていた。
待つこと数十分後、玄関のチャイムが鳴った。慌てて玄関に駆け寄り、扉を開けた。

「柊真、おかえり」

玄関の扉の前に柊真が立っていたので、そのまま柊真に抱きついた。

「ただいま。やっと二人っきりになれるね…」

柊真が抱きしめ返してくれた。彼の腕の中にいると、私の心と身体は温かい気持ちに包まれる。

「うん。早く二人っきりになりたくて、急いで帰って来ちゃった…」

「嬉しい。実は俺も…」

私達は時間と周りの目を忘れて、玄関の前で抱きしめ合った。
しかし、すぐに現実に引き戻された。同じ階に住む住人が帰ってきた。
共用廊下を気まずそうに通っていく住人を見て、玄関の前でイチャつくのは少し気が引けたので、柊真を家の中に招き入れた。

「見られちゃったね」

「うん。ちょっと恥ずかしかった…」

「だね。でももう人目を気にしなくても良くなったね」

家の中に二人っきり…。意識し始めた瞬間、途端に緊張感が増した。

「そう…だね。もう気にしなくてもいいね……」
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