初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「うん。絶対に隠さないって柊真に誓う」

「それなら良し。でもどうして黙っていたのに、打ち明けようと思ったの?」

「ずっとこのまま黙っているのは心苦しかったから、黙っているよりは打ち明けた方がいいって思ったのと、高橋くんの誘いを逆手に取るのはどうかな?と思って」

「もしかしてそこで俺達の交際を打ち明けるってこと…?」

「そういうこと。一石二鳥だと思わない?」

私の提案を言下に承諾してくれた。

「いいね。それなら美優が二人っきりで会う心配がないし、俺も高橋って男を監視できる」

完全に高橋くんを標的にしている。そんなことないと思うけどな…。
でも柊真が安心できるのであれば、これが今の私なりの最善策だった。

「峯さんっていう同僚の女の子も呼びたいんだけど、呼んでもいい?」

「いいよ。美優にとって大切な人なら、是非とも呼んでもらいたい。俺も秘書が幼なじみで、大事な友達だから呼んでもいいか?」

まさか柊真の秘書が幼なじみであることを知らなかった。

「もちろん。柊真の幼なじみなら是非、参加してもらいたい」

「それじゃ声かけておくな。美優もよろしく」

各々で呼びたい人に声をかけることになった。
高橋くんの飲みの誘いを断った心苦しさもあったので、これなら高橋くんの誘いを断った罪悪感も薄れる。
問題は誘いに応じてくれるかどうか…。高橋くんが誘いに応じてくれることを願った。
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