初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「ここ最近、忙しかったから帰りが遅かったもんな。ごめんな」

柊真は何も悪くない。お仕事なら仕方がない。

「柊真、謝らないで。お仕事で帰りが遅くなるのは仕方がないことだもん」

「美優、ありがとう。ようやく仕事が落ち着いてきたから、今週は早く帰れると思う。やっと美優と一緒に過ごせるよ」

ここ最近、柊真は仕事で忙しかったので、帰りが遅い日が続いていた。
休日も仕事で疲れて寝ていることが多く、触れ合う余裕すらなかった。
やっと柊真の仕事が落ち着いた…ということは、つまり今夜は…。

「今日、してもいい?」

喉から手を伸ばしたいほど、待ち望んでいた彼との甘い夜。
ようやく彼と触れ合える悦びに、私は首を縦に頷いた。

「ずっと美優に触れたかった。触れられないことが辛かった…」

私もずっと彼に触れたいと切望していた。今夜、その願いがやっと叶う。

「私もずっと辛かった。だから今夜、楽しみにしてる」

私がそう言うと、彼の目が一気に野獣を帯びた目に変わった。
ご飯を食べる手が止まる。もうご飯よりも、ベッドの上でのことしか考えられなかった。

「早く食べちゃおっか。食べ終わったら一緒にお風呂に入ろう」

最初の頃は恥ずかしくて、一緒にお風呂に入ることなんて考えられなかった。
でも一度、一緒にお風呂に入ってから躊躇いがなくなり、それから一緒に入ることが増えた。

「うん。そうしよっか」

急いで夕飯を食べ上げ、洗い物を済ませて、サニタリールームへと向かった。
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