初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「ただいま…」

「お帰りなさい。今日も一日、お疲れ様でした」

「ありがとう。美優もお疲れ様」

「お風呂のお湯は今、入れてるからね。夕飯はこれから作るから待ってて」

「分かった。俺もできることを手伝わせて」

柊真も料理ができるので、二人で手早く夕飯を作る。
二人で作るとあっという間に夕飯を作り終えた。

「お腹空いたね。先に夕飯にする?」

夕飯を作っている最中に、お風呂のお湯も張り終えた。
どちらが先でも構わないので、柊真の意思を尊重することにした。

「先に夕飯にしよう。目の前に美味しそうな料理があるのに、後回しにすることはできない」

柊真がそう言ってくれたので、お言葉に甘えて先に夕飯にすることにした。
先程、作り終えた料理をお皿に装い、ダイニングテーブルまで運んだ。
二人で一緒に運んだので、すぐに運び終えた。
椅子に座り、手を合わせて、いただきますと言ってから料理をいただいた。

「美優が作る料理はいつ食べても美味しいな」

笑顔で美味しそうに柊真は食べている。そんな柊真を見て、私の方が思わず笑みが溢れた。

「今日は柊真と一緒に作れたから、より一層美味しさを感じられるよ」

料理は基本、私がしているが、休日や柊真の帰りが早い日は平日でも一緒に料理をしたり、柊真が一人で料理を作ってくれる時もある。
柊真は自分の料理の腕にあまり自信がないのか、簡単な料理しか作れないから美優の方が料理が上手だと褒めてくれるが、柊真だって料理の腕が立つ。
柊真の料理は本格的で。家庭的な料理とは違い、フランス料理などを作ってくれる。
どこで料理を習ったのだろうか。さすが御曹司は料理の腕前も違った。

「本当?俺も美優と一緒にご飯を作って、一緒に夕飯を食べられて幸せ」

こうして顔を合わせて一緒にご飯を食べられる時間が、二人にとって貴重な時間で。それだけ社長業が多忙であることが窺える。
だからこそ、平日の夜に二人で一緒に過ごせる時間が、至福の時間なのであった。

「私も嬉しい。今日は柊真が早く帰って来れてよかったって思ってるもん」

私がそう言うと、柊真は申し訳なさそうな表情を浮かべた。
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