会えないままな軍神夫からの殺人的な溺愛
「まあ……領地経営って、面白いのよ。改善して行けば上手くいくのも楽しいわ。クウェンティン。けれど、それもアーロンと結婚してから知ったわ。私、アーロンに見初められて、本当に幸運だったわね」

「そう言っていただけて、旦那様にお仕えしている僕も良かったと思います……ですが、深夜まで執務されることについてはですね……僕も……なので……」

 クウェンティンはキーブルグ侯爵の未亡人をしていた一年間の時のように説教を始めたけれど、あの時とは違って私は聞き流し、剣の稽古に汗を流す夫に目を向けた。

Fin

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