両手いっぱいの、大好きを。
「位置について…用意、ドンッ!」

ーパンッ!!

運動委員長の声と同時に、大きな銃声が響く。

それと同時に、心結が圧倒的なスピードで走り出した。

はっや…!

「湖宮さん速いです!もう次の走者にバトンが渡ります!C組速い!」

実況お上手ですね、放送委員長。

「………はぁ、っ」

「心結ちゃんお疲れ〜、速かったね」

千輝くんが、心結に笑顔で話しかける。

「ん、ありがとっ」

その時、第3走者にバトンが渡った。

「千輝、4番でしょ?そろそろ行っても良いんじゃない?」

「そーだね、じゃあ行ってくる」

「頑張って!」

そう心結が言うと、千輝くんが、レーンに立った。

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