塩対応だった旦那様が記憶喪失になったら、執着溺愛して離してくれなくなりました
振り払うように顔を背けてそう宣言しようとしたが、今度は髪を引っ張られる。痛みに顔を歪めるが、セヴランの手はますます強くラシェルの髪を引いた。
「そんな強気な口がきけるのも今だけだ。おれの言うことをちゃんと聞くように、身体から躾けてやるよ。素直になれば、結婚してやってもいい」
「嫌……っ、離して」
必死に身体をよじるが、セヴランが腰を押さえつけるようにのしかかってきて動くことができない。腕の拘束を外そうともがいていると、セヴランの手がドレスの襟元にかかった。布越しでも、指先が肌を掠める感触に吐き気をもよおすほどの嫌悪を感じる。
「やめ、……助けて、いやぁっ!」
「うるせぇな、叫んでも助けなんて来ないって。どうせ聞くなら喘ぎ声の方が楽しいし、媚薬を使うか」
「……っ!」
恐ろしい言葉に背筋が寒くなる。激しく首を横に振るが、ラシェルの反応を見てセヴランはにぃっと口の端を引き上げた。
「快楽漬けにすれば、少しは従順になるだろ。どうせおまえだって、あの男に抱かれてたんだろう? おれより先にあいつに食われたのは癪だが、処女は痛い痛いって言うばかりで面倒だしな」
そう言ってセヴランは、襟元にかけた手を強く下に引いた。ラシェルが悲鳴をあげるのと同時に胸元のボタンが弾け飛び、ベッドの下に転がり落ちていく。
なんとか逃れようと暴れるものの、ほとんど動くことができない。セヴランはドレスの胸元からゆっくりと手を差し込んできた。生ぬるい感触に、ラシェルはまた悲鳴をあげて強く目を閉じた。
「そんな強気な口がきけるのも今だけだ。おれの言うことをちゃんと聞くように、身体から躾けてやるよ。素直になれば、結婚してやってもいい」
「嫌……っ、離して」
必死に身体をよじるが、セヴランが腰を押さえつけるようにのしかかってきて動くことができない。腕の拘束を外そうともがいていると、セヴランの手がドレスの襟元にかかった。布越しでも、指先が肌を掠める感触に吐き気をもよおすほどの嫌悪を感じる。
「やめ、……助けて、いやぁっ!」
「うるせぇな、叫んでも助けなんて来ないって。どうせ聞くなら喘ぎ声の方が楽しいし、媚薬を使うか」
「……っ!」
恐ろしい言葉に背筋が寒くなる。激しく首を横に振るが、ラシェルの反応を見てセヴランはにぃっと口の端を引き上げた。
「快楽漬けにすれば、少しは従順になるだろ。どうせおまえだって、あの男に抱かれてたんだろう? おれより先にあいつに食われたのは癪だが、処女は痛い痛いって言うばかりで面倒だしな」
そう言ってセヴランは、襟元にかけた手を強く下に引いた。ラシェルが悲鳴をあげるのと同時に胸元のボタンが弾け飛び、ベッドの下に転がり落ちていく。
なんとか逃れようと暴れるものの、ほとんど動くことができない。セヴランはドレスの胸元からゆっくりと手を差し込んできた。生ぬるい感触に、ラシェルはまた悲鳴をあげて強く目を閉じた。