夜の月



追いかけたはいいものの、どこいったんだあいつは、


完全に見失ってしまった。はぁ、手がかかる。


まぁ、そのうち見つかるだろう。




しばらく繁華街をぶらぶらしていると遠くから女たちの甲高い声がこの賑やかな夜の繁華街に響き渡った。


「きゃぁー!!!」


「ちょっと、あれどゆこと!??」


「翡翠様ぁあ!!」


などなど、。完全にあれは翡翠で決まりだ。見つかりやすくて助かるがあの中に入るのに気が滅入る。


だけど、不思議なことも聞こえてきたので向かわざるおえない。


「翡翠。」


「車。」


と、こちらも一瞬見てそんなことを言ってきた。


だけどそんなことよりも翡翠に抱えられている女が目に入り、


「その子はどこで拾ってきたんですか。」


「ホテル街で見つけたから拾った。早く車。」


「はぁ??まぁいいです事情は後で聞きます。とりあえず車はすぐそこにあるので倉庫に向かいましょう。」


「あぁ。」


と言い、車がある方へふたりで向かって歩いていく。
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