夜の月
倉庫から出て翡翠が車に乗り込んだ所を見て俺も急いでそのあとを追い車に乗り込んだ。
「はぁ、一人で出歩かないでください翡翠。」
「....うるせえ。」
はぁ、全くこの人は勝手すぎる。
しばらく車を走らせていると、
「止まれ。」
「はい。」
「どうしたんです?」
ガチャ、
と何も言わずに勝手に出ていってしまったので俺も急いで降りた。
「ちょっと、翡翠!」
スタスタとその長い足でこちらも見もせず先を歩いていってしまった。
俺も着いていかなきゃ行けないため運転手に
「ここで待っててください。」
「分かりました。」
と、声をかけてから翡翠の後を追いかけた。