竜の国




混血児たち。



戦争で傷ついた人々。



たくさんの悲しみや苦しみ。



・・全てこいつらの

冗談のせいなわけ?



こいつらが仲悪いのが

原因だってわけ??



俯いたあたしの拳が震える。



「・・・じゃあ

あたしのことは?

黒銀の者は竜の加護を

受けるっていう・・・」




「それはある意味嘘じゃない。

守護竜の中でも俺と黒竜は

特に仲が悪いんだ。

だから黒銀なんて存在は

絶対ありえない。

もしそんな奇跡が起こったら

俺たち全員の加護を与えてやっても

いいくらいだ。

な~んてめずらしく

盛り上がっちまってさ。」




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