竜の国




「俺のお昼ごはん~~~」



何千歳のじじいの

子犬のような目。



あたしはけっこう

これに弱かったりする。



「わかったわかった。」



ぽんぽんと頭をたたくと

じじいは子供のように笑う。



「よかった♪

あ、俺も手伝う♪」



最近レイヴァールと並んで

キッチンにたつことが増えた。



意外なことに

手際がよかったりするんだよね。





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