地味な私、本気出したら有名難関高で気づいたら無双してました〜学力で本気出したら王子が釣れました〜
地獄の学校生活!!
桜が散るなか周りは騒がしい。
離れたところに突っ立っている私の着ているのは新品で少し大きい。
そう、なんと今着ているのは有名難関高の制服なのだ。ちょっとした興味本位で試験を受けたら、まさかの受かってしまったのだ。
日本一受かるのが難しい高校と言われているが、私としてはあんまり難しくなかった。
周りは受かった喜びと新しい制服でテンションが上がっているらしい。
「何でそんなに難しかったんだろう」
ポロっと出た独り言。
小さかったから周りの声でかき消された。だが、聞こえてたらしく、誰かが答えた。
「授業が大学レベルだからだよ。超進学で大学に必ず行けるから、受ける人が多いんだよね。」
まさか返答が来るとは思わず驚いて振り返ると、そこには……イケメンがいた。周りが輝いて見える。そんな幻覚が見え始めた時、誰かに声をかけられた。
「おーい。もう始まるぞー。」
声のした方を見てみると…
イケメンがいた。本日2回目。
ただ、一人ではなく四人もいる。
「あぁ、わりぃわりぃ。」
「さっさと行くぞ。」
……もう、無理。キャパオーバー。私のライフはゼロ。イケメン軍団が正門をくぐると、さっきまで騒がしかった昇降口が静まる。
(え、何どうした?)
すると
『キャー!!!』
耳が痛くなるような黄色い声が上がる。いや、黄色い声通り過ぎて悲鳴だ。男も顔を真っ赤にして騒いでいるし、なかには倒れる人もいた。
おいおい…これから式があるんだぞ…
男子も魅了してる…イケメン。なんて力だ。
そんな景色にげっそりしてると、私の独り言に答えたイケメン軍団の一人が近づいてくる。
え、辞めて。イケメン耐性のない私はすぐにダウンする。いや、もうしてるけど…
「ねぇ、君の名前教えてよ。」
一瞬思考が止まった。
(え、私の名前?)
「は、初音、穂風…」
「初音穂風ちゃんね。よろしく!一緒のクラスになれるといいな〜」
(…私はなりたくないよ!!)
失礼だけど、こんなに目立つ人と一緒になりたくない。今も女子からの視線を感じる。もう、「私は関係ないし、そっちが話しかけてくるんです!私は迷惑です!」と女子に叫びたい…
「これからクラス表を貼り出します。各自で確認し、各教室に行ってください。教室の黒板に席が書いてあります。席につき、時間までお待ちください。」
やっとクラス表が貼り出される。
どのクラスかなと見てみると、私はSクラスだ。
また話しかけられる前に退散しようと中に入る。新入生説明会でも入ったことはあるけど、ものすごくきれいだ。白を基調とした廊下や教室が並んでいる。しかも、今日は入学式ということでさらに豪華になっている。二階に上がると一年生の教室があった。どうやら二階は一年生教室、三階は二年生教室、隣の離れは三年生教室と特別教室らしい。外からも分かるが、広い。こんな広い学校があるんだと驚く。教室に入るともう騒がしい。私の席は窓の後ろの方だ。
(ラッキー)
周りはまだ居ない。大人しい子だと良いなと思いながらカバンを片付ける。
一息ついたころ、なんだか廊下が騒がしい。ふと目をやるとさっきのイケメン軍団が歩いていた。しかもそのまま教室に入ってくる。黒板の座席表を一瞥すると、真っすぐ私の方に近づいてくる。
(まさか…………)
私の読みは見事に的中した。
「あっ!穂風ちゃん!一緒のクラスになれたね。よろしく!」
と声をかけながら私の周りにみんな座る。
(なんで、名前呼び名の…)
こんな夢見たいな事があるだろうか?王子と呼ばれる五人と同じクラス、そして私の席の周り。みんな、五人王子と同じクラスになった喜びと私への嫉妬の視線を向けてくる。これ、明日からいじめられないよね?
(さよなら…私の平穏な日々………)
そうして、私の高校生活は幕を開けた。
離れたところに突っ立っている私の着ているのは新品で少し大きい。
そう、なんと今着ているのは有名難関高の制服なのだ。ちょっとした興味本位で試験を受けたら、まさかの受かってしまったのだ。
日本一受かるのが難しい高校と言われているが、私としてはあんまり難しくなかった。
周りは受かった喜びと新しい制服でテンションが上がっているらしい。
「何でそんなに難しかったんだろう」
ポロっと出た独り言。
小さかったから周りの声でかき消された。だが、聞こえてたらしく、誰かが答えた。
「授業が大学レベルだからだよ。超進学で大学に必ず行けるから、受ける人が多いんだよね。」
まさか返答が来るとは思わず驚いて振り返ると、そこには……イケメンがいた。周りが輝いて見える。そんな幻覚が見え始めた時、誰かに声をかけられた。
「おーい。もう始まるぞー。」
声のした方を見てみると…
イケメンがいた。本日2回目。
ただ、一人ではなく四人もいる。
「あぁ、わりぃわりぃ。」
「さっさと行くぞ。」
……もう、無理。キャパオーバー。私のライフはゼロ。イケメン軍団が正門をくぐると、さっきまで騒がしかった昇降口が静まる。
(え、何どうした?)
すると
『キャー!!!』
耳が痛くなるような黄色い声が上がる。いや、黄色い声通り過ぎて悲鳴だ。男も顔を真っ赤にして騒いでいるし、なかには倒れる人もいた。
おいおい…これから式があるんだぞ…
男子も魅了してる…イケメン。なんて力だ。
そんな景色にげっそりしてると、私の独り言に答えたイケメン軍団の一人が近づいてくる。
え、辞めて。イケメン耐性のない私はすぐにダウンする。いや、もうしてるけど…
「ねぇ、君の名前教えてよ。」
一瞬思考が止まった。
(え、私の名前?)
「は、初音、穂風…」
「初音穂風ちゃんね。よろしく!一緒のクラスになれるといいな〜」
(…私はなりたくないよ!!)
失礼だけど、こんなに目立つ人と一緒になりたくない。今も女子からの視線を感じる。もう、「私は関係ないし、そっちが話しかけてくるんです!私は迷惑です!」と女子に叫びたい…
「これからクラス表を貼り出します。各自で確認し、各教室に行ってください。教室の黒板に席が書いてあります。席につき、時間までお待ちください。」
やっとクラス表が貼り出される。
どのクラスかなと見てみると、私はSクラスだ。
また話しかけられる前に退散しようと中に入る。新入生説明会でも入ったことはあるけど、ものすごくきれいだ。白を基調とした廊下や教室が並んでいる。しかも、今日は入学式ということでさらに豪華になっている。二階に上がると一年生の教室があった。どうやら二階は一年生教室、三階は二年生教室、隣の離れは三年生教室と特別教室らしい。外からも分かるが、広い。こんな広い学校があるんだと驚く。教室に入るともう騒がしい。私の席は窓の後ろの方だ。
(ラッキー)
周りはまだ居ない。大人しい子だと良いなと思いながらカバンを片付ける。
一息ついたころ、なんだか廊下が騒がしい。ふと目をやるとさっきのイケメン軍団が歩いていた。しかもそのまま教室に入ってくる。黒板の座席表を一瞥すると、真っすぐ私の方に近づいてくる。
(まさか…………)
私の読みは見事に的中した。
「あっ!穂風ちゃん!一緒のクラスになれたね。よろしく!」
と声をかけながら私の周りにみんな座る。
(なんで、名前呼び名の…)
こんな夢見たいな事があるだろうか?王子と呼ばれる五人と同じクラス、そして私の席の周り。みんな、五人王子と同じクラスになった喜びと私への嫉妬の視線を向けてくる。これ、明日からいじめられないよね?
(さよなら…私の平穏な日々………)
そうして、私の高校生活は幕を開けた。

