青い青い空
page.37 口癖の謝罪、こぼれた感謝
午後から会社に出勤して早々、最も恐れていたことが起こっていた。
「その辺りは種類別に段ボールに分けといて。こっちは日付順で」
渡しきれなかった配布物や、売れ残った物販などの整理整頓を手伝って欲しいと、他でもない由良野に指名されたからだ。
(き、きっと大した意味はないよね。私がいつもここでコンテストの作業をしてるだけだし)
と、無理矢理言い聞かせながら、一人作業に打ち込む。
「青崎さん」
「はははい」
「オレが運ぶから、段ボールはそのままでいいよ。できたら呼んで」
「わ、わかりました」
それから特に話しかけられることはなく、二人だけの会議室では黙々と作業が進められた。