青い青い空
「事の次第につきましては、非常に重く受け止めております。この度の処遇につきましては、然るべきところより然るべき対応をしていただければ」
「そのことについてなのですが」
広夜の言葉に、校長が静かに声を上げる。担任教師と目配せをした後、小さく頷いてからどこか申し訳なさそうに視線を落とした。
「青崎くんには、反省文及び一ヶ月の停学処分、並びに指定校推薦の取り消しを言い渡します」
ぐうっと悔しそうに唇を噛む隣をちらりと見てから、私と広夜はゆっくりと頭を下げた。
「承知致しました。この度は大変ご迷惑を」
「お待ちくださいな」
締めようとしていた広夜の言葉を遮った眼鏡の女性は、「ちょっと校長先生?」と意味ありげに微笑んだ。
「たったそれだけですの? それでは少々生温いのではありませんこと?」
「校長のご指示にご不満でも」
「はっ。大有りに決まっているじゃありませんか」