青い青い空
バラエティー番組を見ながら、一人黙々とアイスを食べた。
少し前から、こたつにほっぺたを付けるようにして、弟はテレビを見ていた。無防備に見えるつむじがかわいい。
「宵くん。気持ちがいいのはわかるけど、眠いなら自分の部屋に」
「なあ」
「ん?」
「さっきの電話。誰」
眠いわけではないのか、思ったよりもはっきりとした声で尋ねられる。
「龍ノ平さんだよ。快慶くんのお兄さん」
「上手くいったんだ」
「え?」
「言ってただろ。告白するって」
「おめでとう」と、彼は言った。こっちを見もしないで。拗ねたような声で。
テレビに反射した彼の口は、想像以上に尖っていた。
そんな様子の彼に小さく笑いながら、うん。ちゃんと私の気持ちを伝えられたよと答える。
「クリスマスのお誘いも、すごくすごく嬉しかったですって」
「あっそ」
「だから、ごめんなさいって。お断りした」
「……は?」