青い青い空

 了安は、両膝を抱えてさらに小さく縮こまった。「許されていいわけがない」と、小さく呟きながら。


「いつになったら許される。許してやれる」

「一生許されるわけがない。僕のしたことはある意味、古葉龍青よりも大罪だ」


 もしも自分がもっと早くに気が付いていたら、そもそも真剣に向き合っていたら、無駄に彼女を死なせることはなかったのだから。


「そうか。ならば、私もそれに付き合おう」

「……何を言って」

「私も同じだからだ。私もお前と同じ、ただ哀れむだけで向き合うことをしなかった。人間はどれも同じだと思っていたからな」

「海チャン……」


 マント越しに、やさしい手が了安の頭を撫でた。


「夜空の星だって、たまには輝きを失うことだってある」


「今は私たちだけしかいないのだから、もう我慢するな」そう言う砂押の声が、あたたかかった。


「……あいして。いたんだよ」

「そうだな」

「ぼくは。……あのこがだいすきだった」

「ええ。よくわかってる」


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