【完結】Blackberry
分裂
1 闇バイト
私は愚かだった…
だけど、他にどうする事も出来なかった…
真っ黒な車の後部座席で、知らない男達に縛りあげられながら、そう思った。
♦︎♦︎♦︎
その日、私はSNSである広告を見つけた。
空の通帳とキャッシュカードを渡すだけで、100万円…
それは母親の治療費が100万円ほど足りない私にとっては闇の朗報だった。
危ない橋なのは最初から分かっていた。
でも、どうしても100万円が必要だった。
私は空の通帳とキャッシュカードを持ち、人気の無い公園で待っていた。
ここに引き取り人が来る手筈だった。
「月城梨紗さん?」
私が振り向こうとしたその瞬間、3、4人の男達にはがいじめにされた。
「何をっ…!?
話が…っ…」
そして、口の中にハンカチを詰め込まれて、車の後部座席に押し込まれた。
すぐに男が私に馬乗りになり、着ていたミントグリーンのカーディガンとその下の白いワンピースを脱がせにかかった。
「んー!
ふぅぅー…!!!」
私はハンカチを詰め込まれていて、言葉にならない言葉で抵抗した。
しかし…
「こりゃ、良い女だ。」
「1000万円の価値はあるぞ。」
「ほら見ろよ、この身体。」
私は腕をロープで縛りあげられる、あっという間に下着姿にされた。
ベタベタと私の身体を這い回る手。
「おい、それは大事な上納品だ。
あまり触るんじゃねぇ。」
「はぁ…
しかし、こんな良い女…」
「いいから、触るな!」
私はしばらくの間触られる事は無かったが、ジロジロと見られているのは分かった。
そして、ある廃倉庫に車が入った。
石灰の匂いが充満するそこは、ドラム缶や空き箱が乱雑に置かれた、ただただ広い薄暗いスペースだった。
私は車から降ろされると、倉庫の中央に連れて行かれた。
「闇バイト…
まぁ、俺たちの管轄じゃ無いが…
ここら辺でやるならみかじめ料は払ってもらわないとな…」
とても綺麗で落ち着いた声がした。
「えぇ、えぇ!
もちろんです!
今回はこの女をみかじめ料としてお納めさせてください…!」
私を拉致した闇バイト達のリーダーと思われる男がそう言って私を前に突き出した。
私はよろよろとよろけて、倉庫の奥に座る男の足元に崩れ落ちた。
「…これがみかじめ料?
俺も舐められたもんだ…
もう良い。
お前らに利用価値は無い。
《《殺れ》》。」
途端、銃声が鳴り響いた。
「ガッ…
そ、そんな…!」
倉庫の冷たい地面に倒れる闇バイト一団。
しばらくすると銃声は終わり、重苦しい静寂が訪れた。
「燐牙さん、この女も始末しますか?」
銃を持った男が近づいてくる。
「いや、せっかくの俺へのみかじめ料だ。
見てみろ、かなりの上玉だ。
楽しませてもらおう。
俺の車に積め。」
男は(顔は暗くて見えない)は、冷徹に笑うとそう言った。
だけど、他にどうする事も出来なかった…
真っ黒な車の後部座席で、知らない男達に縛りあげられながら、そう思った。
♦︎♦︎♦︎
その日、私はSNSである広告を見つけた。
空の通帳とキャッシュカードを渡すだけで、100万円…
それは母親の治療費が100万円ほど足りない私にとっては闇の朗報だった。
危ない橋なのは最初から分かっていた。
でも、どうしても100万円が必要だった。
私は空の通帳とキャッシュカードを持ち、人気の無い公園で待っていた。
ここに引き取り人が来る手筈だった。
「月城梨紗さん?」
私が振り向こうとしたその瞬間、3、4人の男達にはがいじめにされた。
「何をっ…!?
話が…っ…」
そして、口の中にハンカチを詰め込まれて、車の後部座席に押し込まれた。
すぐに男が私に馬乗りになり、着ていたミントグリーンのカーディガンとその下の白いワンピースを脱がせにかかった。
「んー!
ふぅぅー…!!!」
私はハンカチを詰め込まれていて、言葉にならない言葉で抵抗した。
しかし…
「こりゃ、良い女だ。」
「1000万円の価値はあるぞ。」
「ほら見ろよ、この身体。」
私は腕をロープで縛りあげられる、あっという間に下着姿にされた。
ベタベタと私の身体を這い回る手。
「おい、それは大事な上納品だ。
あまり触るんじゃねぇ。」
「はぁ…
しかし、こんな良い女…」
「いいから、触るな!」
私はしばらくの間触られる事は無かったが、ジロジロと見られているのは分かった。
そして、ある廃倉庫に車が入った。
石灰の匂いが充満するそこは、ドラム缶や空き箱が乱雑に置かれた、ただただ広い薄暗いスペースだった。
私は車から降ろされると、倉庫の中央に連れて行かれた。
「闇バイト…
まぁ、俺たちの管轄じゃ無いが…
ここら辺でやるならみかじめ料は払ってもらわないとな…」
とても綺麗で落ち着いた声がした。
「えぇ、えぇ!
もちろんです!
今回はこの女をみかじめ料としてお納めさせてください…!」
私を拉致した闇バイト達のリーダーと思われる男がそう言って私を前に突き出した。
私はよろよろとよろけて、倉庫の奥に座る男の足元に崩れ落ちた。
「…これがみかじめ料?
俺も舐められたもんだ…
もう良い。
お前らに利用価値は無い。
《《殺れ》》。」
途端、銃声が鳴り響いた。
「ガッ…
そ、そんな…!」
倉庫の冷たい地面に倒れる闇バイト一団。
しばらくすると銃声は終わり、重苦しい静寂が訪れた。
「燐牙さん、この女も始末しますか?」
銃を持った男が近づいてくる。
「いや、せっかくの俺へのみかじめ料だ。
見てみろ、かなりの上玉だ。
楽しませてもらおう。
俺の車に積め。」
男は(顔は暗くて見えない)は、冷徹に笑うとそう言った。