私にしとけばいいのに。

「今日は次の大会の選抜メンバーを決めます」

コーチの言葉を聞き、みんなの表情がこわばっている。(そりゃそうだよね…普段緊張しないタイプの愛理ですら顔が引き攣ってるもん。)

それぞれが練習の成果をコーチに見せようと必死に踊り全員の発表が終わった。

「じゃあ発表します。まず一年生…」

順番に名前が呼ばれ、選ばれた生徒が立ち上がる。
何度経験してもこの緊張感は慣れないものだ。

「最後、三年生。……愛理、瑞稀」

一年生2人、二年生5人、三年生4人、合計11人の中になんとか選ばれた。ダンス部は合計で40人近くいるから割と狭き門だ。

でも私たちはメンバーに選ばれることよりももっと大事なことがある…ショーの花を飾るソロだ。
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