信仰の終着点
 私はこの村から出たことがない。
 
 透き通った美しい海、眩しいくらい輝く山々に挟まれたところにこの村はある。車を10分走らせたら町にでることができる。もちろん町に向かうまでの景色はどこを見ても緑だらけだが。

 この村は、外から人は滅多に入ってこないし中から人が出ていくこともない。外から人が入ってこない理由は土地がないから、中から人が出ていかない理由はたいして不便ではないから。でもたまに外から人が入ってくることもあるが、みんな少し経ったら引っ越していく。理解できないとだけ言い残し。

 外の人たちが理解できないのは《神様》のことだろう。この村には、神様がいて私たちを守ってくれる。

 らしい。

 これが、村中のおとなたちから聞く言い伝え。ぶっちゃけ、曖昧すぎてよくわかんない。神様なんて信じてないからってのもあるだろうけど。

 
 

 

 
 


 
 

 

< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

聞いてますか?如月さん。
つづり/著

総文字数/0

恋愛(純愛)0ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「好きだよ。如月」「えっ...」 憧れの先輩から告白されました!

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop