私の従者は…
その時。
友達と一緒にいる希咲羅ちゃんを見かけた。
「希咲羅ちゃん、久しぶりね」
近寄ってそう声をかける。
「あっ凛さん、伊織さんお久しぶりです」
「おーい。借りるの終わった?」
そこまで話したところで慎太郎くんが戻ってきた。
「あっどうも。この間も会いましたよね?」
「こんにちは。覚えていてくださって嬉しいです」
と希咲羅ちゃんと挨拶を交わす。
「あっこちらは同じ国際学部の野井かりんさんです」
「こんにちは。野井かりん(のい かりん)です」
「初めまして。凛ちゃんと同じ学部の唐田慎太郎です」
「野井さんって高校の時の?」 
「はい。やっと気づいてくれましたね」
「ごめんなさい。国際学部だったのね」
「偶然オリエンテーションで会って話すようになって」
「2人とも元気そうで良かったわ。やっぱり学部が違うと会う機会も少ないから」
「そうですね」
その時、慎太郎くんがひらめいたように言った。
「あっもし良かったら俺達これから飯食いに行くんだけど一緒に行かない?」
「別に無理しなくてもいいのよ」
「いいえ。今日は授業全て終わっていますのでもし良ければ行きたいです」
「本当?」
「はい」
「じゃあみんなで行こ。積もる話もあるだろしさ」
そうしてみんなで必要な本を借り、家に連絡を入れてから大学を出た。


*一部内容を変更しました。
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