最愛の灯を吹き消す頃に。
「大丈夫かなぁ」

ちーくんが体調不良の時、お母さんは看病してくれるだろうか。
一人で心細いちーくんを思ったら胸が締め付けられる。

「お見舞行っちゃだめだからね」

「分かってます」

感染(うつ)るからね!?」

「わーかってますーっ!」

その日の夜。
ちーくんから「インフルだったしばらく会えない無理」ってメッセージが届いた。

「いい子にして、早く復活してね」

「ニーナに会いたい」

「私もだよ。でもガマン」

「インフル感染したらお揃いだね」

「ばーか」

普段はデレたりしないくせに、こういう時に甘えんぼになるのは高熱のせいだろう。

可愛いし、貴重だしもったいないし、惜しいから早く寝なさいって言えなくて葛藤。
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