【完結】Dressyに恋をして

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えぇぇぇぇぇ!?

「すいません…
頭冷やしてきます…!」

しばらくして、東雲君はそう言って私を離すと、会議室から出て行った。

side東雲秋しののめしゅう

この顔のお陰で、小さな頃から周りには女性が寄ってきていた。
それは成長するにつれて、収まるどころか、激しさを増していき…

最近まで、メンズモテルをしていた。
と言っても、廃れた雑誌のモデルだけどね。

この顔のせいで苦労もしたし、良い事もそりゃあったよ。

雑誌が廃盤になり、俺もいつまでもこの容姿で稼げるとは思っていなかった為、モデルをすっぱりと辞めた。

とはいえ…
どうしようか…?
うーーん…

と、思っていたその時、アパレルブランド会社のバイヤーアシスタントの急募のチラシを駅前で受け取った。
アパレルブランドかぁ…

ファッションの事ならば、ズブの素人よりは…
少しは活躍できる…?
のかな?

そう思って、撮影でもらった1番高いスーツを着て、面接に向かった。

俺はすぐに採用された。

そして、江波真奈えなみまなという女性のアシスタントとして働き始めた。
年上女性の扱いは得意だ。

いつものスマイルで彼女に接した。

彼女はワンレンのココアブラウンの髪に、三日月のような美しい瞳、そして、泣きぼくろ、口元は微笑んでいるかのような薄い桜色だった。

可愛い人だな…
でも、まぁ…
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