【完結】Dressyに恋をして

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いや、だから何も付いて無いからっ!!!

私はイライラを隠せない。

「先輩、酔ったら送って行きますから、すぐに言って下さいね?」

東雲君が耳打ちする。

「あ、あ、ありがとう…
ちょっと化粧室…」

私はそう言って席を立った。

何よっ!
九条社長のアホ!

美佳にデレデレして鼻の下伸ばしちゃってさー!

なんなの、美佳も美佳だし!
お前はイケメンなら、なんでも良いのか!!!

そして、化粧を直してトイレから出ると…

九条社長が立っていた。

「え、あ、男子トイレはあっち…」

「ばーか。
お前を待ってたんだよ。」

「え…?」

「なぁ、こんな会馬鹿馬鹿しいし、2人で抜け出さないか?
夜景が綺麗な場所があるんだよ。」

「で、でも…」

「行こう。
貸しは返せよ。」

そっか、あの時の借りがあった!

社長は私の手を取り、外に向かった。
私の手を握る社長の手はなんだか懐かしい感触がした。

車に乗り込み、発進させた所で、美佳と東雲君が店から出てきた。

「ちょっと待ちなさいよぉぉ!」

「先輩!!!」

2人は叫んでいる。

しかし、社長はすでに車を走らせていた。

私たちはレインボーブリッジの見える公園に来ていた。

「わぁ、綺麗ですねー!」

私は言う。

「まぁ、王道だけど、こんなもんかな。」

九条社長が言う。
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