先生、あなたに逢えて幸せでした


『はぁ!?キスやり逃げじゃん!!なんで理由聞かなかったの?』



すごい剣幕で私に聞いてくる。
いつもの大人しい由香の姿は何処に行ったんだろう?




『いや!あまりにビックリしたし、キスされて嬉し過ぎてさ…』




『ハァ〜!由佳は肝心な所で気が弱いとゆーか。』




少ししてからまた由香が話しだした。




『なにも、わざわざ先生なんて好きにならなくても、回りは男ばっかりなんだし由佳ぐらい綺麗なら、男から寄ってくるでしょ?』



『別に私モテないよ。先生に恋しちゃったんだからしょうがないでしょ』






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