先生、あなたに逢えて幸せでした


仲の良い関係になっていた。



要も俺を見つけると笑顔で笑いながら駆け寄る。




授業中も真面目に俺の授業を聞いてる。




あいつは頭がいい。




だから、クラスメイトにも受けがいい。



あんだけ綺麗ならクラスメイトも放っておかない。




だいぶ、クラスにも馴染めてきたみたいだな。



そんな風に思ってた。




なのに、あいつと急に帰り際にも会わなくなった。




授業中も真面目に受けてるが、全然俺を見なくなった。



なぜ、避けられてるか分からない。




あいつの笑顔が見たい。




あいつに触りたい。



あいつの側に居る、男子生徒がムカつく。




だだのクラスメイトなだけなのにイライラする。




そんな事を毎日考えていた。


長年付き合ってる彼女がいるのに。




そんな日を過ごしていたら、建築科の生徒でサッカー部員のやつがミーティング中に入ってきた。




洗濯機と洗濯干場を貸して欲しい。



しかも、洗いに来るのは要 由佳!!




俺は嬉しくて、その日の夜は寝付けなかった。






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