こもれび日和
その後も園児たちは村中を歩き、
お菓子をもらって大満足。

「おかし、バッグいっぱいになった!」
「きょうがいちばんたのしい!」

夕方、園に戻ると
先生たちが温かいお茶とクッキーを用意してくれていた。

歩は椅子に座りながらつぶやいた。

「ぼく、またトマトウイングになりたい……
ハロウィン、またやりたい……!」

直もほっぺのチョコをぬぐいながら笑う。

「ぼくも……つぎはもっとおにぎりっぽくする!」

先生は子どもたちを見ながら微笑んだ。

「みんな、来年もやるからね。
またかわいい仮装、見せてね〜!」

こうしてコモレビ村のハロウィンは
今年も賑やかに、あたたかく、
お菓子の甘い香りの中で幕を閉じた。

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