鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
これは……負けたな。
結果も私は散々でハルはフルコンボだった。
可が2だったって嫌な顔をしてる。
えぇー。
ゲームでハルに勝とうとしないほうがいいな……。
前は勝てたのに。
その後も2曲やったけど、レベルは普通に下げた。
もう勝負とか意識しないで普通に楽しんだ。
こっちのほうが楽しいや。
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「終わったね。」
「楽しかった!」
「うん、俺も。」
なんだか少しだけ鏡の世界で会っていたハルになってきているような……。
いや違うか。
気のせい気のせい。
鏡の世界の記憶は戻ることなんてないんだから。
「次どこ行くー?」
私はそう声をかけた。
でもハルはスマホに釘付けになっている。
「は、はぁー!」
ゲームセンターに声が響き渡る。
「どうしたの?」
「はるとが、凛と今遊んでたんだけど、熱っぽくて帰る。俺もついていくって……」
え、ということは……もう遊べない?
「え、え?」