鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
「太鼓を叩いてスタートだドン!」
「せーの」
そう言って私とハルは同時に太鼓を叩いた。
姿を選ぶ設定になる。
なんか?みたいなところを押したら、すっごくおかしな衣装になって、「ハル見てよ!」って言ったらハルも笑ってくれた。
「好きな曲を選ぶドン!」
たくさんの曲があったけど、純花ちゃんの曲が入ってるらしいから、それを選ぶ。
『CherryCheck』
すみかの恋の歌。
「難しいね。」
「おっけ。」
その言葉を聞いてから太鼓の縁を叩いて、難しいと書いてある松?みたいなところに合わせてから太鼓を叩いた。
曲が始まって、違う人の音声が流れる。
著作権だ……。
でもそのことなんて気にする暇もないほどにリズムが早くて、その分音符の流れてくる速度も早くなってる。
私が慌ててるうちにハルは真顔でその音符を全部捌いていた。