鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
〈Side アキ〉
「下公行かない?」
それは自然に出た言葉だった。
「ブランコ漕ぎたいかも……。」
なんでこんな子供っぽい思考なんだろ。
「いいじゃん。ブランコかぁ。久しぶりだな。」
私もハルと漕ぐのは一年……いや、三年ぶりぐらいかも。
私は1人でよくブランコを漕いでるときがあった。
それは悩んでるとき困ったとき。
誰かが助けてくれてる気がして……よく行っていた。
「じゃあ行こうぜ。」
椅子から立って肉まんのゴミを持つ。
荷物を持ったところで、ハルも立った。
2人でコンビニを出たあと、学校の話をした。
それとスターライズの魅力。
その時間は──楽しかった。