鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
学校の時、近くにハルがいるっていう事実が少し重く感じて。少し、恥ずかしくて。
ハルのことをみることができなかった。
でも……学校に行ったら、雪夜さんを探しに行くと決めていた。
だから……朝の時間。
3年の教室に向かった。
「あの……すみません。雪夜先輩って……何組か分かります?」
私が話しかけた先輩は、生徒会で挨拶をしていた先輩。
名前は忘れちゃったけど……いい先輩だった覚えがある。
「あ、一年生の子?雪夜くんがどうかした?」
うーん、何を言ったら、信じてくれるかな?
うーん。
「えっと……私の友達が雪夜先輩の友達で。少し、会わなきゃいけないんです。」
「なるほど。今雪夜くんは、たぶん、クラスにいるよ。クラスは3組だったかな」
3組……ここから一階分上がらなくちゃ……。
「ありがとうございます!急に話しかけて、すみませんでした!」