鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
「アキー!昼ごはん食べるよー!」


ママの通った声がリビングから聞こえてきた。

正直変な空気になっていたから、ありがたい。

その声私はすぐに、「今すぐ行くー!」と、返事をした。



その時ふと思った。


ハルってご飯食べてるのかな?って。



そのまま疑問をぶつけてみることにした。



「ハルってご飯食べてるの?」




「あっ……ご飯は食べてないかも。」



えっ食べてないんだ。すごいなー!




「アキー!今すぐ来るんじゃなかったのー?」




「ハル、また来るね!」



うん。そう言っているように頷いてくれたハル。私は少し嬉しくなった。
< 25 / 53 >

この作品をシェア

pagetop