契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜
「ちょっと、こんな非常時にふざけないでください。私がひなたをお風呂に入れるので、緋色さんはご自分でシャワー浴びてくださいね」

 私は、ひなたを起こして一緒にお風呂に入った。

「朝から、バタバタしてすみませんでした。今日はひなたをプレ幼稚園に連れて行った後は検診の結果を聞きに行って来ようと思います」

 朝からお風呂に入り、朝食を食べ終えて緋色さんをお見送りする。
 カバンを手渡そうとすると、緋色さんに手首を掴まれた。

「日陰、大丈夫か? 不安だよな。俺もすぐに帰宅するようにするけど、今日は家にいた方が良いんじゃないのか」

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