千乃とツクモ
私の夢はIT会社を起業して社長でいながらも開発の現場にいること。高校生にしては具体的だと記者に100回は言われたけれど変えるつもりなんかさらさらないから。
「ツクモが一番だから、、、、ツクモのために、、ツクモともっと一緒にいるために、会ってるんだ?我慢して?ご褒美に次のお休みはずっと一緒だから」
ツクモへのご褒美は私へのご褒美でもある。だってツクモに言われなくとも私はツクモがいい、ツクモじゃなきゃダメだから。
「でも、あの女の人はお姉ちゃんをツクモがいない世界に連れて行っちゃうよ?そんなのいやだ」
「ツクモがいない世界」それは私の中で30%の現実。いずれ本当に起業をしても仕事はただAIと話すことじゃない。より良くしていくことだってこれまで開発に携わってきて、知っている。
「大丈夫だよ、1000年後も一緒だもん、ね?」
ツクモが可愛い、それだけだ。たった一人の妹を極限まで甘やかしたい。私が人間じゃなくなっても何があっても極限まで甘やかしたい。
「うーん」
ようやく納得してくれる「お姉ちゃんっ子」さが一番好き。たまらないくらい大好き。
「おーい、千乃?学校についてますけど」
鈴の私を呼ぶ声がして手が肩に乗った。
「お姉ちゃんの肩は私だけ!じゃあ、学校、頑張ってね?応援、してるから。休み時間の時にツクモとあってね」
永遠に学校に着かないままツクモと喋りたかったけれどここからは現実だ。私は共和栄光学園の生徒。しょうがない。











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