×iii3
「ひな。陵から電話。なんか欲しいもん

ある?買うてきてくれはるって」

「んー、スマホ貸して」

遥眞のスマホを耳に当てる

『陵?お疲れ様』

『おー、おつかれ。後もうちょいで

帰るところじゃけど、ほしいもんあるか?』

『え、買ってきてくれるの?

えー!じゃあラテ飲みたい

あー、でもスタバ飽きてきちゃったな…

なんかスタバ以外でラテ買ってきて

くれない?

面倒くさい女でごめんね』

『ええよ。かわええから全然構わん』

笑いを含んだ声に安心する

『ありがとう。

できれば、ほうじ茶ラテがいいなぁ。

あ、あったらね。

なかったらなんでもいい』

『わかった。任せとき』

『俺はアイス買うてきて欲しいなぁ。

30で6個入りとかあったやろ

味はなんでもええわ』

『了解。一時間くらいで帰ぬけぇ』

『気を付けて帰って来てね』

『おう、じゃあまたな』

『あんじょうよろしゅうなぁ』

スマホを遥眞に返す。
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