佐倉くん、好きじゃないのにその気にしないで
何々っ。

何が起きてるの……!

頭はパニックで、でもそれ以上に佐倉くんの息が私に少しかかっていることに意識が集中した。

佐倉くんの匂いが……っ。
私変態すぎる、けど……!

うううう。

佐倉くんは美しい瞳で私を捉え、口角を上げた。

「愛山さん、俺のこと好きなの?」

……あっ、おしまいだ。

彼に、バレて、しまった……。
今日から私は、佐倉くんに好きバレして、クラスから笑われるに違いない。
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