佐倉くん、好きじゃないのにその気にしないで
立ち上がり、学校の外周を回る。
……よし、問題はなさそう……。

__ガサ……。
……ん?
なんか今……。

後ろから音が聞こえ、恐る恐る振り返る。
……えっ……。

そこには、学校の柵の周りに歩きに登っている男の人がいた。
木は三〜四メートルは確実にある高い木。

それを、登っている男の人。
ふ、不審者……??

男の人は、私がいることに気づかず、木の上に何かに手を伸ばしているようだった。
葉っぱで隠れて……何をしてるの……?
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