チョコレート☆クライシス
第3話 逆転のバレンタイン☆
「藤さまぁー! どこにいらっしゃるの!?」
いい雰囲気だったキッチンに、可憐(かれん)の声が響き渡る。
……え、まさかの乱入!?
「藤さま! こんな板チョコ女と密室で何を……! って、あら? そのボウルの中身、まさか……」
可憐が指差したのは、私が藤くんと(密着しながら)作ったチョコ。
でも、そこには藤くんが仕掛けた「秘密」があった。
「これ、チョコじゃないわ! アンチョコよ!!」
可憐ちゃんがボウルの中身を指差して叫んだ。
「え!? 可憐ちゃん! 私はカンニングなんてしてないよ!」
「バカ……。お前、そっちの『アンチョコ』だと思ってんのか?
可憐が言ってるのは、あんこのチョコっていう意味だろ」
「……あ、そっち?」
恥ずかしさで顔が真っ赤になる私。
「……フン、どこまでも安直(あんちょく)な人ですわね!」
可憐ちゃんがやれやれといった表情で去って行った
嵐が去ったキッチンで、藤くんが私をグイッと引き寄せる。
「……おい、愛瑠。さっきの続き、するぞ」
「えっ、続きって……あんこチョコの試作?」
藤くんは呆れたように笑って、私の腰を抱き寄せた。
「バカ。……『ご褒美』だよ」
私の心はチョコみたいに甘く、溶けていった
Melty love☆
いい雰囲気だったキッチンに、可憐(かれん)の声が響き渡る。
……え、まさかの乱入!?
「藤さま! こんな板チョコ女と密室で何を……! って、あら? そのボウルの中身、まさか……」
可憐が指差したのは、私が藤くんと(密着しながら)作ったチョコ。
でも、そこには藤くんが仕掛けた「秘密」があった。
「これ、チョコじゃないわ! アンチョコよ!!」
可憐ちゃんがボウルの中身を指差して叫んだ。
「え!? 可憐ちゃん! 私はカンニングなんてしてないよ!」
「バカ……。お前、そっちの『アンチョコ』だと思ってんのか?
可憐が言ってるのは、あんこのチョコっていう意味だろ」
「……あ、そっち?」
恥ずかしさで顔が真っ赤になる私。
「……フン、どこまでも安直(あんちょく)な人ですわね!」
可憐ちゃんがやれやれといった表情で去って行った
嵐が去ったキッチンで、藤くんが私をグイッと引き寄せる。
「……おい、愛瑠。さっきの続き、するぞ」
「えっ、続きって……あんこチョコの試作?」
藤くんは呆れたように笑って、私の腰を抱き寄せた。
「バカ。……『ご褒美』だよ」
私の心はチョコみたいに甘く、溶けていった
Melty love☆