大好きな君とずっと一緒にいたい〜独占欲強めな俺様CEOに囲われて〜
 「ただいま」
 ガチャガチャと玄関が開く音がする…

 結局ダイニングテーブルに突っ伏して寝てしまっていた私は玄関が開く音で目を覚ました…

 まだちゃんと病院に行って調べた訳ではないけれど、妊婦になると兎に角だるくて眠くなるらしい…

 心がざわついてショックで絶対に眠れないだろうと思っていたのに、押し寄せる眠気には抗えず、私はいつの間にか寝てしまっていた…

 「葉月…起きてたんだ…昨日はごめん…ちょっと色々あって連絡できなかった」

 悠人は申し訳なさそうに平謝りだ

 「色々って…平井さんて言う女の人の家のベッドで眠る事⁇」

 私は恐る恐る悠人の反応を見ながら昨日電話に出た女の人が言っていた事をそのまま聞いてみた…

 「何でそれ知って…⁉︎」
 悠人は驚いた顔で私が聞きたくなかった信じられない言葉を吐いた…

 私はショックで言葉も出ない…
怒りと共に涙が溢れて来て、私はただただ下を向いて怒りを堪えた

 「やっぱり、電話の女の人の言ってたことは本当だったんだ⁈」

 私はショックと怒りが堪えられず、冷静に言葉が発せない…

 「電話の女の人って…何か言われたのかよ⁉︎」
 悠人は言い訳をしようとしているのか焦っように口を割って話し始める

 「昨日悠人に電話したら、平井さんて女の人が出て、悠人は家のベッドで寝てるって言ってた⁉︎信じられなくて待ってたのに、結局全然帰ってこないし⁈」

 私は興奮が抑えられない⁉︎
 攻めたくないのに、信じたいのに次から次へと言葉が数珠繋ぎのように繋いで出てきてしまって止められなくなってしまう…

 「それは平井さんが言った嘘だ⁉︎確かに昨日俺は酔い潰れて記憶を失って平井さんの家で寝てしまったけど、ただ寝てしまっただけで本当に何もなかったんだ‼︎」

 信じて欲しい…
必死の思いで言い訳する悠人を私は全く信用できない⁉︎
 信じたいのに全然信じられなくて、ショックな気持ちと怒りの気持ちで私は目から涙が溢れ出る…

 「そんなの信用できないよ…平井さんて女の人は、ここの所悠人の帰りが遅かったのも、ずっと自分と一緒にいたからだって言ってた…私といても悠人は気が休まらないって…」

 私は昨日平井さんと言う女の人から言われた言葉が反芻して出て来てしまい、ショックな気持ちは中々治らず、怒りと共に涙が溢れ出てしまう…
 
 「そんな訳ないだろ‼︎ここの所遅かったのは本当に仕事が忙しかったからだ⁉︎平井さんは家が外注を出している取引先の人だから、確かに一緒に仕事する事もあったけど、他にも人はいたし、ずっと2人だけで仕事してた訳じゃない⁉︎昨日だって本当は取引先の人達も含めて4人で飲んでたんだ⁉︎それがいつの間にか2人になってて、気付いたら平井さんちのベッドの上だった…気を抜いて他の女性の家のベッドで寝てしまった事は謝るけど、本当に平井さんとは何でもないんだ…」 

 悠人は私の両肩を持って必死の思いで弁解している…


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