大好きな君とずっと一緒にいたい〜独占欲強めな俺様CEOに囲われて〜
 千夏のおかげで私には友達が出来、クラスの中でもそこまで孤立せずにクラスに馴染む事が出来たのだ…

 私はクスッと笑いながら懐かしい高校時代を思い出していた…

 「葉月って朝霧が好きなの⁇あんな俺様王子止めときなよ」
 好きな人はいないのかと聞かれ、恥ずかしがりながらボソッと悠人の名前を打ち明けた私に、千夏が凄く驚いていた事を思い出す…

 「朝霧くんみんなが言う程悪い人じゃないと思うんだ…本当は優しいところもあるいい人なのに、ああ言う言い方だからみんな誤解してるのかも⁇」
 あまり話した記憶すらないけれど、高校時代の悠人は、私には優しいところのあるただ不器用な人に映っていた….

 「そうかなー⁇私には全然優しくない自分勝手な奴にしか思えないんだけど⁈」

 千夏がやっぱり腑に落ちなそうで、悠人を良く思ってなかった時の事を思い出す…

 

「葉月⁉︎はーずーき‼︎さっきから呼んでるのに⁈顔をニヤニヤさせて何笑ってるの⁇」
千夏が私の顔を覗き込んで不満気な顔をしてトリップしていた私に話しける…

「あっ‼︎ごめんごめん…つい昔を思い出してトリップしてた」

 千夏は「もう。今は葉月の大事な事を話してるんだからね」と言ってプリプリしている…

 他人の事なのに自分の事みたいに親身になって聞いてくれる所が千夏らしいなとまた私はクスッと笑ってしまった…

 
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